ここに我が息子が生まれてからの話を記しておきたいと思います。
これから親になる人へ向けた経験談です。
万が一、自分の子供が病気を持って生まれた場合に注意しておくことを記します。
参考になれば幸いです。
もくじ
手術編
続編です。
手術開始できません!?
とにかく先生の指示通りの量のミルクを飲んでもらえるように努力したかいがあって、息子の体重も増えてきました。
体力的にも、尿道の径も手術するのに十分となりました。
手術したら治るのにできないという状況は結構つらかったです。
尿道内の突起物のような部分を切り落とすという想像しただけで痛々しい手術を行うことになりました。
事前の検査や体調管理のために手術の数日前から入院することになりました。
手術に向けての説明を受け、誓約書にサインをして準備は整いました。
当日の朝、我々親が到着して一筆書いたらいざ手術です。
当日の朝、車で出発すると恐ろしい大渋滞にはまりました。
今までも車では行ったことがあったのですが、平日は初めてでした。
平日の方がこんなに混むのかと焦りました。
時間に余裕をもって家を出たのですが間に合わない可能性を考えて病院に電話しました。
「親御様がいらっしゃらないと手術は始められません。また、先生と部屋の時間の都合で遅らせることはできません。間に合わない場合延期となります。」
「そんな!!」
とにかく私たち夫婦のできることは、2つのルートで向かうことでした。
途中、妻を近くの駅で降ろして、私は車で、妻は電車で、という2つのルートで向かうことにしました。
路線検索すると最寄り駅に10分前に到着できるので、ギリギリ間に合う。
頑張れ妻!
妻は2分前に到着し、無事手術に入ることができました。
私もその5分後に到着しました。
ちょっとした差でしたが、電車で向かう判断は正解でした。
手術は無事に終わりました。
麻酔から目が覚めた息子は特に痛がる様子もなく、元気なそぶりを見せてくれました。
手術の状況や前後の写真を見せて頂きながら説明を受けました。
本当に突起している部分を切除していました。
私はまだ体にメスを入れられたことはないので、息子の頑張りに感服です。
息子が頑張っているのだから、サポートの私が弱気になってはいけないと心を入れ直しました。
手術前には私がこのブログでツライツライ言っていましたが、ここで少し心を入れ替えたと思います。
もう1つの手術
尿管の突起物の切除から半年以上たったと思います。
もともとこの手術で膀胱尿管逆流症が治る見込みは低かったのですが、やはり治りませんでした。
膀胱尿管逆流症を治すために、もう1つ予定されていた膀胱の弁をつくる手術をすることになりました。
文章で説明するのがとても難しいのですが、
腎臓と膀胱を繋げている管の膀胱側を一度切り離し、膀胱の別の場所に縫い付ける手術です。
すると、尿がたまって膀胱が膨らむことで、管が圧迫されて弁の働きになるというものでした。
説明を聞くと難しそうだったのですが、難しい手術ではないそうです。
執刀してくださる先生は40件以上行ってるようで、自信ありありでした。
私も心強い印象を受けました。
手術を任せるときって結局気持ちの問題になってきますよね。
この手術も無事に終えることができました。
数週間後の検査でも逆流は認められず、完治しました。
ただ、ごく稀に再発があるそうなので成長の過程で確認した方が良いのかもしれません。
ごあいさつ
直近でやらなければならなかった手術はすべて終わりました。
ここまでこられたのも、息子の頑張りと妻の頑張り、親身に対応してくださる先生や看護師さん、両家の祖父母、叔父叔母の多大なサポートがあってのことです。
私はとても恵まれた環境、恵まれた親族にいるなと思います。
手術後は経過観察を続けていくことになりました。
これは3歳になった今でも月に1度、病院に通っています。
現在は経管栄養をしています。
そのせいで今は幼稚園も保育園も通えていない状況ですが、元気にすくすくと育っています。
経管栄養についてはまた別に記したいと思います。
今後も子供の近況を綴っていきたいと思います。
まずは安定した生活が送れるまでの日々をかいつまんで記しました。
ここまで、私の子育て話を読んで頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。