小学生のうちに家庭学習の習慣を身に付けさせてあげたい。通信教育を使って毎日勉強できる環境を作りたい。ですが、どれを選べば良いのか悩みますよね。
実は、深く悩む必要はありません。この記事で紹介する3つの基準を満たすものを選びましょう。決めきれなぁという人にはランキング形式で紹介しますので参考にしてください。
もくじ
比較のポイント
通信教育を選ぶときの比較のポイントは3つです。
1. 教材のレイアウトをお子さんが気に入るもの
2. 料金が安いもの
3. 難易度が低いもの
教材のレイアウト
通信教育を選ぶときに「本人が続けられるか」がとても大切なポイントです。勉強するのは本人なので、実際に教材のレイアウトを見て本人が決めるべきです。
通信教育の制作会社は子供たちが自宅でも勉強できるように色々と工夫しています。また、子供たちが気に入るってことを一番大切にしていて、無料でお試しができるようにしています。 そのご厚意に甘えて、複数の通信教育の資料請求してお子さんに選んでもらいましょう。
最近では「紙とタブレットではどちらが良いのか?」と悩むことを多く聞きます。これもシンプルに考えて、お子さんが気に入った方を選ぶのが良いです。「やる気が出る」、「続けられる」を重視しましょう。また、タブレットについては料金も関わってくるので次も読んでみてください。
料金

料金も気になるポイントです。毎月3,000円近く支払うのであれば良い教材を選びたいです。一方で、安すぎると「本当に良教材なの?」と気になってしまいます。
通信教育を選ぶときの料金のポイントは「安いこと」です。正確に言うと、「高いと感じないこと」です。せっかく高い月額料金払っているのに全然やってくれないとイライラします。そして「やってないじゃん!」と子供に言ってしまったら「やろうと思っていたのに!」とやる気を失う悪循環になってしまいます。「まぁそんなもんか」と諦められる料金の教材にしましょう。
もう1つ「安いこと」には理由があります。通信教育を選ぶときの一番大切なことは「本人が続けられるか」です。料金が高くても安くても関係なくて、本人が気に入ればやりますし気に入らなければ続けられないのです。そこに料金は関係ありません。だったら安い方が良いに決まっています。
ちなみに、お値段設定の正体はインターネットやタブレットを使った便利な機能です。ときにタブレットを使うと近代的ですごい教材のように感じられます。その機能を使いこなせるのはやる気があって毎日自分で勉強できる子なのです。
たとえお安い通信教育でも教材そのものには差はありません。最初はお安い教材から始めて、自主学習ができるようになったら教材をグレードアップすればお財布にも優しいです。
難易度
難易度は少し簡単かな?くらいのものが最適です。勉強を続ける上で1番の敵は「わからない」です。勉強は徐々に難しいことを覚えなくてはなりません。ただでさえ新しいことを次々と理解しなくてはならないのに、問題も難しいのではキャパオーバーしてしまいます。問題が難しくなくてどんどん進められるくらいの難易度を選びたいです。
学校の教科書よりも難易度の高い教材を使いたいのならば、「通信教育とは別に問題集を買う」のが良いでしょう。基礎は通信教育でしっかり勉強して、「もっと難しい問題も解けそうだぞ」とお子さんが思うのならば追加で問題集を買いましょう。万が一解けなくても通信教育を続けるモチベーションは保てます。
1. 教材のレイアウトをお子さんが気に入るもの
2. 料金が安いもの
3. 難易度が低いもの
続けられる順ランキング
通信教育で最も大切なことは「本人が続けられるか」です。子供にとって大事なこと、親にとって大事なこと、の2項目で評価してランキングにしました。
①『わかった!』『正解できた!』がたくさん体験できてやる気が継続すること
②毎月の料金がお安いこと
第1位 小学ポピー
小学ポピーは教科書に沿った内容が強みの通信教育です。オススメポイントは、教材の指導方針が家庭学習の習慣をつけることに特化しているところです。

月額2,500円〜(学年によって異なる)と少しお安めです。
小学ポピーは45年続いている実績のある通信教育です。教科書のページ数が振られているので、学校の授業に沿って自主学習を進めることができます。予習でも復習でも好みの使い方ができます。

第2位 進研ゼミ小学講座
カラフルで見やすいテキストで毎日10分程度の学習なので無理なく続けやすい。もっと問題が解きたいときは専用タブレットで反復練習ができる。自信が付いたら全国規模の実力テストも追加料金なしで挑戦できる。やる気になるサイクルが充実した通信教育です。
月額3,680円~(学年により異なります)と標準的な金額。一括払いすると少しお得になります。タブレット学習のための専用タブレットが無料でついてくるのはすごくお得です(6か月以上の継続が条件)。
第3位 がんばる舎のGambaエース
小学生の月額900円は他と比べたら格段に安い。安さに加えて、年払いすると1ヶ月分割引があってさらにお得です。さらにさらに、1年生から6年生まで同じ値段で続けられるのも評価ポイントです。
お安いけれど実績は十分にあります。
デザインは白黒シンプルな教材です。なんとなく昭和を感じる方もいるかもしれません。通信教育に限らずどの教材も最近はカラフルです。カラフルな教材が見やすいのは確かですが、どこに注目して良いのかわからなくなる子もいます。
白黒シンプルが好きな子もいるはずなので、レイアウトは親の好みではなくお子さんに選んでもらうのが1番です。初月0円で1ヶ月退会もOKなので、お試ししてみて下さい。

第4位 デキタス

デキタスは全てWEB学習で行う新しい学習方法の通信教育です。新しいですが信頼度は高いです。経済産業省の「未来の教室」実証事業に採択され、学校外教育サービスとして国の公認を目指しています。
ゲームに出てきそうなキャラクターがたくさん出てきて、アニメーションを使った説明がわかりやすい。各単元のまとめ問題はボス感覚でクリアしてやりごたえと達成感があります。
もちろん教科書に沿って学べます。短い時間で楽しく『できた』を体験でき、家庭での学習習慣をつけられる教材です。
料金は全学年3,300円で統一価格です。学年が上がっても変わらない料金は嬉しいです。
↓未来の学びを無料体験してみよう!

難易度ランキング
第1位 Z会

実績と良問題で有名なZ会が小学生の通信教育では最も難易度が高いです。これは有名な話なので先輩ママ達に聞いても同じ回答になると思います。
Z会は学校教科書のレベルを大幅に超えて、中学受験を意識した通信教育と言えます。中学受験に向けて本格的に勉強を始めるのは通常4年生、遅くとも5年生です。それまでの1〜3年生はZ会の通信教育で進めておくという使い方になりますね。

第2位 スマイルゼミ
スマイルゼミはちょっと難易度高いよ!タブレットで即丸付け、動画解説がわかりやすい!
スマイルゼミはタブレットの強みを活かした即丸付けの通信教育です。これが子供のやる気には大事。正解して嬉しくなるのはやる気になります。
タブレットを最大限に活かすのならば発展コースが良いのですが、問題の難易度は高いです。発展コースにするとわかりやすい動画での説明があり、その場で即丸付けしてもらえてやる気も出やすくなります。
発展コースは教科書の内容を超えた、文章読解力、論理的思考力、問題解決力を鍛える問題がたくさんあります。教科書は読むだけで理解できちゃうって子ならばスマイルゼミで力試ししていきましょう。
料金は月額3,880円〜です。12ヶ月一括支払いで割引があります。学年ごとに料金が上がります。

第3位 ワンダーボックス
ワンダーボックスのSTEAM教育は上位2つとはまた違った難易度があります。論理的に考え、自分の創造力をつかって表現することを学ぶ教材です。
STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)をまとめた造語です。STEAMは昨今注目されていますが、学校のお勉強では伸びにくい能力です。
STEAM教育は、STEAMを伸ばす教育方針のことでアメリカから広がっています。今は文部科学省でも積極的に導入が進んでいて「プログラミング教育」はSTEAM教育の始まりと言えます。
ワンダーボックスは小学校の国算理社に対応していません。学校教育で言えば「プログラミング教育」が狙っている知的好奇心、思考力、想像力を育てる通信教材です。
知的好奇心や思考力が伸びると学力も伸びていくことが実証されています。将来働くために必要な力を身につけつつ、学力も伸ばすことがワンダーボックスの強みです。
料金は全学年月額4,200円(12ヶ月一括支払いで割引)。兄弟の追加は1,850円なので兄弟でのご利用がとてもお得です。
資料請求すると7日間体験できるセットが届きます。
※タブレット端末の準備が必要です
↓資料請求はこちらから
低価格ランキング
第1位 がんばる舎のGambaエース
月額800円は他と比べたら格段に安い。教材のデザインがシンプルで、付録などもなし。学校の予習復習のための通信教育です。
第2位 スタディサプリ
月額1,815円と2,000円切ってるのはお安いです。タイミングによっては実質月額980円となるキャッシュバックキャンペーンもやっているので、一度ホームページをチェックしよう。
14日間の無料体験はこちらから
小学4年生から対応で中学生が主な対象です。わかりやすい授業が見放題で何度でも観直すことができます。
第3位 ポピー
月額2,500円〜(学年によって異なる)です。教科書に沿って進められる。家庭学習の習慣を身に付けることに力を入れてる通信教育だよ。
【月刊ポピー】無料体験はこちらをクリック!
まとめ
通信教育を選ぶときには親目線と子供目線のどちらも満足な教材を選びたいです。そのためにもお子さんが気に入ってかつ、料金的に親が負担ではないものがいいですね。
子供に限らず人は「自分で選んだ」ということで使命感が出ます。自分で決めていなければ「親が勝手に与えたものだから」という逃げ道を与えてしまいます。
複数の通信教育を無料体験すると、お子さんが「自分で選んだ」ということを意識せざるを得ません。ぜひいくつか取り寄せてみて下さい。