まいさな博士の教育・育児の分析結果です。

まいさなの教育情報ブログ

塾講師経験ありのまいさなが未就学児・小学生・中学生の自宅での学習習慣・受験勉強についての情報をお伝えするブログ

今の仕事を続けて良いのかわからなくなったら。『仕事は楽しいかね?』【書評】

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最近、今の仕事を続ける人生で良いのか考えてしまう。
仕事がつまらない。でも生活するには続けるしかない。
オススメの本があるよ!今の仕事を楽しめるようになれる!

 

『仕事は楽しいかね?』は知っている人も多い名著だ。仕事に悩む青年に対して主人公マックス・エルモアがアドバイスをする会話形式で進んでいく。ちなみにマックス・エルモアは架空の人物である。

 

本書から私が学んだのは、仕事を楽しむ視点が大切であるということ。仕事を楽しむために必要なことは仕事内容とか好きを仕事にするとかではない。いかに自分が仕事を面白く感じられるように仕向けられるかと言うことだ。

 

本書はその気付きをくれる名著だ。以下には一部ではあるが、私が気に入っている部分を紹介したい。

 

仮想コイン投げ競争

「コインを投げて表が出た人の勝ち。次のコインを投げることができる。」というシンプルなゲームがあるとする。

 

1000人の参加者がいたら7回目まで勝ち続けられる人は8人である。その8人はコイン投げの達人として取り立たされ、見物人が集まってくるだろう。生い立ちを聞かれたり、投げ方のコツなんかを聞かれるかもしれない。

 

たまたま7回連続で表が出ただけでその秘訣を聞かれて、「コインを投げる前日には〇〇を食べた」とか自慢げに語る姿を想像したら笑ってしまいません?宝くじで当たった人とか、FXで成功した人とかはまさにそんなイメージ。

 

少し脱線してしまいました。この部分はサラッと読むだけではなんの話やらわからないかもしれない。まず、マックス・エルモアが本書で一貫して言うアドバイスは「昨日と違うことを試し続けろ」である。

 

「努力をすれば成功する」とは限らない。良い小説がミリオンヒットするとは限らない。演技がすごく上手い俳優が成功するとは限らない。

 

すべての事柄はこれでもかってくらい多くのことを試し続けて、ちょっとしたきっかけで成功する。「成功する条件を見つけるためにためし続けろ。そうすれば10回中9回しか失敗しなくなるかもしれない。」それがマックス・エルモアの成功の秘訣だ。失敗せずに大成功している人はいない。とにかく試して試して変化し続ければ、偶然にもコイン投げの達人になる日が来る。

 

特に若い人にとっては励みになるのではないだろうか。私も若いうちは失敗したくなかった。失敗すると恥ずかしいし落ち込む。でもその考え方から抜け出せると世界は変わるはずだ。 

課題の解決策は簡単に見つけられるのか?

 

だれだって、後からだったら、なんだって言える。

革新というのは簡単そうに見えるものなんだ、後から見ればね。

 

出典: 仕事は楽しいかね?

 

本書にはコカコーラやリーバイス、ポストイットなどの誕生秘話が記されている。一言で表してしまえば偶然見つかったものなのである。どれも偶然見つかったものだが、重要なことは「一つの目標に対して開発していた時の失敗作である」ということだ。

 

マックス・エルモアは問う。薬を作っていたはずの部下が「この薬は美味しい」と言って飲んで遊んでいたら、上司のあなたはどうするか。

 

「何やってんだ!ちゃんと仕事しろ!」

 

そう言ってしまったら、コカコーラは生まれなかった。1つの目標に向かって頑張ることはとても良いことだが、偶然の大発明を見逃してはならないということを本書は教えてくれる。

 

もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、君はそれにふさわしいかね?

 

出典: 仕事は楽しいかね?

 

仕事における新しいアイデアとは 

新しいアイデアというのは、

新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。

 

出典:仕事は楽しいかね?

 

問題や課題にぶつかると視野が狭くなって周りが見えなくなりがちである。今やっている仕事がどんな仕事であるか再定義してしなければならないことを生むと良くなっていくんだ。

 

モハメド・アリはご存じだろうか。彼は伝説のボクサーとして知られているが、彼と同じくらい強いボクサーは過去にも現在にもわんさかいる。

 

なぜ、モハメド・アリはヒーローとして崇められるようになったか?

 

それは、プロボクサーが相手にパンチを食らわせるだけのものじゃないとモハメド・アリ自身が気が付いたからだったのだ。ただ強いだけではなくて観衆を引き込むものがプロボクサーだと気が付いたからだった。

 

アリはトークショーで丁寧な口調で「ベストを尽くします」というのがお馴染みだった。しかしそれでは観客を呼ぶことができないことに気が付いた。自分のボクシングの試合の何倍も観客を動員するプロレスから派手なパフォーマンスを取り込むようになった。 

 

アリはボクシングを「勝利するもの」から「観客を楽しませるもの」に再定義したことによって大成功を収めたのだ。 

 

オーディオブックで聴くのがオススメ

『仕事は楽しいかね?』はマックス・エルモアと青年の会話形式で話が進んでいく。このような本はオーディオブックで聴くことをオススメします。

 

オーディオブックを使ったことない人が勘違いしていることが1つあるとしたら、オーディオブックはただ読んでもらうだけではないということだ。いまや声優は人気の職業であって、そう簡単に活躍できる世界ではなくなっている。そんな中で活躍している一流の声優さんが感情を込めて呼んでくれるのです。これは朗読ではなくて演劇だと私は感じました。

 

本書には名言がたくさん散りばめられています。 その名言に至るまでの感情の起伏なども含めて演技してくれるので名言がとても記憶に残りやすいのです。名言はそのものだけではあまり印象に残らないことも多い。

www.maisanakamone.com

 

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