

冬が始まると受験生には大事な時期になってきたなと実感しますね。お子さんの受験勉強を応援したいですよね。
勉強部屋の寒さ対策のポイントと便利アイテムを紹介します。
暖房を使っても部屋が寒い理由
各部屋にエアコンが付いているご家庭は多いと思います。30代半ば以上、私と同じ世代から上の方々はエアコンって電気料金が高いイメージがあると思います。ですが、最近はエコ減税などの効果もあって製造メーカーの努力で電気代もぐんと下がっています。スイッチ1つでオンオフできる便利さ、ヤケドしないことや火事にならない安全性を考えると暖房を使わない手はありません。
ですが、「暖房っていまいち部屋が温まりきらない」と思っていませんか。
暖房をつけていても寒さを感じるので、結局1枚羽織ったり、はたまた電気ストーブを付けてしまう。そうなんです。暖房は上手く使わないと温かさを体感することができないのです。暖房を使っても部屋が寒い理由を3つ紹介しますので、寒さ対策して暖房の効果を上げましょう。
暖房を使っても部屋が寒い理由① 窓
暖房を使っているのに部屋が寒い最大の要因は窓からの冷気です。壁や床が断熱性が高いものを使っていても窓はどうしても外の冷気が入り込みやすいのです。
ですが、窓がない部屋では空気の入れ替えができなかったり圧迫感があるので、「窓がなければ良かったのに!」なんて思わないでくださいね。冬の寒い時期だけはうまく付き合っていきましょう。その方法は2つです。
窓の寒さ対策の1つ目は、厚手のカーテンです。厚手のカーテンで窓全体をもれなく覆うことで冷気の入り込みをだいぶ防ぐことができます。レースのカーテンだけしかないという方はもう1枚厚手のカーテンを取りつけると温かさがとても違いますよ。
窓の寒さ対策の2つ目は、断熱シートです。窓に断熱シートを張り付けることで冷気を抑えることができます。厚手のカーテンよりは効果が薄いですが、お安く手軽なので寒さ対策を始めるにあたってオススメです。100円均一でも売っています。
暖房を使っても部屋が寒い理由② 隙間
窓の次に部屋が寒い理由はドアの下の隙間です。ドアの下はどうしても隙間があります。
家を建てた後、床や壁やドアがわずかに変形します。そのため、ドアの下は少し隙間をあけておかないと床と擦れる原因となる可能性があります。建築業界では仕方なしの当然の対応です。
ドアの開け閉めで床に擦れないように気を付けながら隙間埋めテープを使って寒さ対策をしましょう。
暖房を使っても部屋が寒い理由③ 湿度
ここが一番重要です。温かさを実感するときに湿度が大きく影響します。室温を上げても湿度が低いままでは部屋が暖かくなった気がしません。
夏の暑い時、日差しがじりじりと暑いので日陰に避難したけど、「あれー?全然涼しくない!」って経験ありませんか。それが湿度の正体なのです。夏は湿度が高いので日陰に入っても体感温度が下がらないのです。
冬に暖房を使っても部屋が寒いのは、湿度が上がっていないからです。せっかく暖房を使っているのなら、ぜひ湿度を上げて暖かい部屋をつくりましょう。また、部屋の乾燥はウイルスの蔓延に繋がります。湿度を上げると風邪やインフルエンザ対策にもなります。 部屋の湿度を50~60%に保つと病気予防もできて一石二鳥ですよ。
勉強に適した寒さ対策
暖房を使っても部屋が寒い理由がわかったところで、次は勉強に適した寒さ対策を紹介していきます。



部屋の温度を高くすると頭がボーっとしてきて眠くなってきます。25℃はだいぶん温かいです。日本の気候で言えば6月~7月のお昼間くらいです。気持ち良くなってくるのも当たり前ですよね。
寒さ対策をしつつ、頭がボーとならないためのキーポイントは『頭は冷ややか、手足は暖か』です。勉強するのに適した寒さ対策をご紹介します。
勉強に適した寒さ対策① 頭は冷ややか
先に結論ですが、暖房の設定温度は20~23℃が最適です。窓の大きさであったり、隙間風の具合、外気の温度によって最適な設定温度は変わってきます。
可能であれば机の上に温湿度計を置くことをオススメします。暖房はエアコンに付いている温度センサーで強弱を調整します。設定温度を20℃にしていても、デスク周りが20℃になっているとは限りません。身体に近い場所が何℃になっているか確かめながら設定温度を決めるのが良いです。
ここで重要なのは「暖房を使っても部屋が寒い理由③ 湿度」です。絶対に加湿しましょう!暖房の設定温度は20~23℃が最適というのは加湿あっての話です。
勉強に適した寒さ対策② 手足は暖か
手が冷えてしまうと動きが鈍くなってしまうので、勉強の効率が下がってしまいます。他にも「手が冷たい」ということが気になって集中力が下がってしまいます。手元を温めるものがあると勉強が進みます。
足先についても同じことが言えます。部屋を暖房で温めていても、机の下まで暖かい空気が行かなくて足元だけはどうしても寒いってことがあります。足先が冷えると「足が冷たい」ということが気になって、集中力が下がってしまいます。
足元を温めれば寒さを感じにくくなります。そうすると暖房の設定温度を上げなくても寒いと感じることがなくなり、頭はスッキリとしたまま、寒さ対策をすることができます。
足元を温めるアイテムは下記の記事で紹介しています。
寒さ対策まとめ
部屋の設定温度は少し低めに設定することで頭は冷ややかに、手足を温めるグッズを用意して手足は暖かにして冬の受験勉強を乗り切りましょう。受験生頑張れ!
・暖房を使っても部屋が寒い理由は『窓、隙間、湿度』
・勉強の環境は『頭は冷ややか、手足は暖か』が最適
・湿度が重要!60%を目指そう!
勉強部屋に限らず、リビングなどでも同じことが言えます。最適なお部屋つくりで頭スッキリな生活を送りましょう。また、湿度60%は病気予防にもなりますのでオススメですよ。
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