中学生の勉強・子育て

作文の練習は論理的思考にも効果あるし、就職後に必ず役立つ!

作文 論理的思考 思考力
パンダさん
パンダさん
夏休み・冬休みの宿題で何かと作文やら読書感想文をやらすけど、意味あるの?
パンダさん
パンダさん
作文って受験で役に立たないし、時間かけて学ぶ必要ないよね?
まいさな
まいさな
作文は論理的思考の集大成だから、ないがしろにはできないよ!

 

学校の宿題などで作文を書く機会は少なくありません。作文は受験で使うことはほとんどありません。

適当に原稿用紙の使い方だけできればいいんじゃないの?と思ってしまいがちです。そんなことはなくて、作文を書く力は将来必ず役に立つ技術です

作文には2種類ある

作文には『随筆』と『論文』の2種類があります。

 

随筆とは、感想文や小説のことです。最近ではエッセイ(エッセー)とも呼ばれることがあります。物語や感情を表現するものです。

論文とは、小論文や学術論文のことです。小論文と学術論文は科学的根拠などを用いて意見や考察を述べるものです。

 

作文というと一般的に『随筆』の方をイメージする人が多いです。それは小学生の頃に宿題で出された読書感想文や夏休みの思い出、卒業文集を思い描くからだと思います。

作文とは「文章を順序立てて書いたもの」になります。随筆も論文も作文というカテゴリーに入っているのです。俳句やことわざよりももっと長い書き物とも言えます。

小学生では随筆を学ぶ

先ほど説明した通り、作文は2種類あります。小学校では「作文」という言葉を正しく使うので、随筆を書くべき場合も、小論文を書くべき場合も「作文を書きましょう~」と言います。

 

もしお子さんの作文を手伝う場合には、随筆なのか小論文なのかの違いを気にしてどう書くべきかを考えると良いと思います。

これらの違いは題材にあります。例えるとこんな感じです。

随 筆 … 夏休みの一日、読書感想文、将来の夢、etc…

小論文 … 環境問題について、少子高齢化について、LGBTについて、etc…

 

小学生で小論文を書く機会は多くないと思います。随筆の書き方は下記の記事をぜひ参考にしてみてください。

作文 書き方 練習
作文の書き方のコツだけでは上手くならない!上手くなる練習方法がある! 作文を書くときに「何を書いたらいいかわからない」と悩む小学生・中学生のお子さんはとても多いです。私もその経験がありました...

 

中学・高校では論文を学ぶ

中学生以降になると随筆を書く機会は減ってくると思います。あるとすれば読書感想文くらいでしょうか。

中学生・高校生では事実に基づいて自分の意見を組み立てられるように練習します。

 

例えば、

「日本では少子高齢化が進んでいますが、その対策についてあなたの意見を述べなさい」

という小論文のテーマがあったとします。

 

事実として「日本の年齢別人口の推移」や「人口ピラミッド」などを用いて、本当に少子高齢化が進んでいるのか述べて、少子高齢化がどんな問題に繋がるのかを専門家の意見や自分の経験・体験談などを述べ、結論(まとめ)を示して締める。

 

随筆とは違って、小論文や論文は、相手を納得させる文章を書いていく必要があります。そのためには科学的根拠や統計データ、客観的な考察などを上手に扱って文章を組み立てるように練習するのです。

 

作文は論理的思考の集大成

小学生では作文として随筆を書く訓練をします。頭に思い描いていることや言葉で説明できることを文章にすることは簡単ではありません

 

相手に何かを説明したいときに、一度LINEやメールで伝えようとして「面倒くさい。電話してしまおう!」と思ったことありませんか?

 

言葉で伝えると相手のリアクションがあるので説明不足でも問題がないのです。伝え忘れたことがあっても相手が質問してくれます。

文章で伝える場合、相手が理解できるようにすべて漏れなく伝えなければなりません。すべてを伝えることに作文の難しさがあります

 

論理的思考も同じです。頭の中で考えるだけならできるのに、言葉や文章に上手くできないという難しさがあります。

 

作文の上手さは将来必ず役に立つ

小学生で随筆を学び、中学生以降で論文を学んでいく。日本の作文教育は、大学においても扱いが軽視されていると嘆かれています。

作文の力は、将来仕事をしていく上で必ず役に立ちます。

 

現代に人間がやっている仕事の多くが、AIやDXというものに取って代わられると言われています。これらは単純作業なものほど代わりやすいのは確かです。例えば、コンビニ店員をロボットにしようとする試みも始まりました。

AIやロボットでは代用できないことの1つに文章を扱う仕事があります。小説を書くAIなどもあるにはありますが、実用にはまだまだ進歩が必要です。文章を書く、文章にまとめる(編集)などの仕事はしばらくの間は人でなければできない仕事と言えるでしょう。

 

会社ではなにかと企画書、報告書などの文章をまとめたものを作る機会があります。最低限の文章力がなければ、伝えたいことが何一つ伝わりません。作文の力があれば、上司に自分の考えや規格の良さをしっかりと伝えることができます

 

読書離れはどんどん進んでいると言われています。読書離れの問題は、文章理解力が下がってしまうことです。文章が理解できないということは自分で文章を書くこともできるわけがありません。

20代30代の文章を書く力が下がっている今、作文の力は重宝されますし、必ず役に立つ力なのです。

まとめ

作文を書く力は将来必ず役に立つ技術です。

作文を書く力は、学生のうちには役に立たないかもしれない。でも受験勉強以上に社会人になってから役に立つ技術と言えます。

文章を書く力を訓練するのは良い仕事に就く近道なのかもしれません。