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まいさな博士の教育・育児の分析結果です

工学博士で元塾講師のまいさなが小学生・中学生の学習習慣や勉強方法についての情報をご提供するブログです

中学生の勉強に親ができること【5つのサポート】

中学生のお子さんが学校の授業についていけているのか心配ではありませんか?中学生になると精神的に自立してくるので、勉強の進み具合はあまり親に話さないなんてことがあります。

 

私は博士号を取得して研究者として働いていますが、以前は塾講師を3年ほどやっていました。3者面談を定期的に行っていたので、親子揃ってお話しする機会は学校の先生よりも多かったと思います。

 

その経験から中学生が大人にどんなことを望んでいるのか、子供が伸びる親・伸びない親の共通点をご紹介します。ご家庭で中学生のお子さんのサポートの参考にしてください。

 

 

中学生の勉強を親ができること【5つのサポート】

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oldtakasuさんによる写真ACからの写真

小学生と違って中学生は自ら勉強していくことが理想です。自ら勉強できることでこれから先の高校生・大学生での生活を乗り越えられます。

 

親は勉強をみてあげるのではなくてサポートするように変化していきましょう。親の役割は自主学習の補助をすることです。そのためにできる5つのことをご紹介します。

1. 目標を共有する

中学生になると学校の成績が高校進学に影響します。どの高校を目指してどれくらいの成績を収めていくのか、そのためにはテストで何点を目指すのか、目標を話し合って親子で共有しましょう。

 

中学1年生から目指す高校を必ず決める必要はありません。テストをきっかけに目標について話し合うことが大切な時間です。注意したいのは親が勝手に決めないことです。自分で決めたからこそ達成したいと思えるものです。

 

私の教え子に国語・英語・数学すべて目標点を上回った子がいました。それなのにそこまで嬉しそうにしませんでした。私はもっと高い点数を取りたかったのだそう。お母さんは喜ぶけど、本人が嬉しくないのではもったいない。もっと上を目指せるはずでした。

 

勉強はほとんどの人にとって苦しいものです。テスト結果など数値化されるものは目標達成したかわかりやすいです。ご両親も共に喜び、共に悔しがれるよう目標は共有しましょう。

 

勉強は一人でしていても目標達成は家族の願いでもあることをお子さんが感じられるとやる気が出てくるものです。

 

2. 怒らずに叱る

宿題またはテスト勉強をしていなかったから怒ったという経験がありますか?小学生までは素直に聞いていたかもしれません。ですが中学生になると思春期・反抗期ということもあり小学生の時とは少し勝手が違います。「怒ること」から「叱ること」へ変化していきましょう。

 

怒らずに叱ること

  ◦ 感情を表に出さない

  ◦ 言葉を選ぶ

  ◦ 理由を述べる

 

テスト勉強の時に「このままだとお母さんに怒られてしまう結果になりそうだ」という悩みで頭がいっぱいの子供は少なくありません。「どうせ怒られるから別に頑張らなくてもいいや」と言い出す子も私の教え子にはいました。

 

親が怒る→やる気を失う→テストの結果が悪い→親が怒る。とても悪循環に陥ってしまいます。ついカッとなってしまうこともあると思います。容易いことではありませんがまずは怒らないことです。

 

叱るとは「良い方に導くこと」です。「このテスト結果は良くない。次のテストを良くすることを一緒に考えよう。」と声をかけることですね。過去の悪い部分を理解し、次に良くするための方法につなげられるように導きましょう。

 

テスト結果が悪かったときはどこが良くないか事実だけ伝えましょう。「出来が悪い子だ!」などと人格を傷つけることは絶対にしないでください。家族はどんな時も味方であることを知るとやる気にもつながります。

 

3. 選択肢を提供する

中学生はまだまだ子供で視野が狭いところがあります。ご両親の経験やインターネットで調べた情報などで「こんな選択肢があるよ」と提案してあげることで、お子さんには見えなかった世界を見せることができるはずです。

 

とくに進路については多様な選択肢があります。偏差値の高い普通科の高校に進むことだけが道ではないはずです。外国語に力を入れている高校、工業高校、芸術高校など高校ごとの特色があることを教えてあげましょう。

 

多数の中学生はできるだけ偏差値の高いところ、校舎の綺麗さに惹かれてしまう傾向があります。大学や将来の夢なども視野に入れさせてあげることも親の役割だと思います。

 

ときにはお子さんが悩んで考え抜いて自分で決定することも大切なことです。ですが時とタイミングを図り選択肢や考え方は教えてあげましょう。とくに勉強の成績を優先するときなのか、自分で解決できることを優先するのかは親が判断しましょう。

 

4. お金の心配はさせない

大人はコストパフォーマンスを気にします。

「この問題集、2000円もするのに解説が少ないし問題数も少なくない!?」

親が何か不満気な顔をしていたら、お子さんは欲しいものを頼みづらくなってしまいます。

 

中学生が勉強するための問題集を買うときには「なんとなくわかりやすい」とか「レイアウトが気に入った」という感覚で良いと思います。それがやる気に繋がります。

 

問題集のコストパフォーマンスを気にするのは少し酷です。問題集のコストパフォーマンスは「おこさんの学習意欲」で考えてみると高くない買い物に思えませんか?

 

5. 悩みを聞く

お子さんが悩みや不満を持っているかを親は何となくわかるのではないでしょうか。ですがどんな内容であるかはやはり聞かないとわかりません。また、意外と簡単に解決できることで悩んでいるかもしれません。まずは何か不満があるか聞いてあげましょう。

 

例えば「家では集中できない」とか「テキストの説明が解らない」とか親なら解決できる些細なことで困っていることもあるかもしれません。そのためにはまずお子さんの言葉で困っていることを発してもらいましょう。

 

母親に相談しやすいこと、父親に相談しやすいことがあるはずです。ご両親それぞれが気にかけてあげましょう。場合によっては悩みや不満を言葉にするだけで解決することだってあるものです。 

 

中学生の親の関わり方【良い行動・悪い行動】

私が3者面談をしていたときに、成績が伸びている子の親には共通点があると感じました。成績が伸びているから親も余裕があるのだとは思います。しかし一方で成績が伸びない親にはその共通点がほとんど当てはまらず、成績が伸びない親の共通点もありました。やはり伸びる親の行動は効果があると思います。

 

良い行動

発言がポジティブ

自分の子を蔑むことを言わないです。親がポジティブでいられると子供はポジティブになっていきます。ほとんどの子供は「褒めて伸ばす」が効果的です。ポジティブな気持ちでサポートしましょう。

 

長い目で見守れる

次のテストでの結果を欲するのではなく「無事に公立高校に入れたらいいんですけどね〜」など、長い目で見守ることができる。親自身が勉強をする目的が明確にできていると子供を伸ばせます。テストで良い点数をとることはあくまで通過点です。

 

悪い行動

決めつける

見えていないところのお子さんの行動を決めつけているお母さんがいます。これはとても良くないです。

 

またゲームばかりして!

どーせまだ宿題やってないでしょ!?

 

「また」や「どーせ」を使ってしまう方は気をつけましょう。お子さんの人格を否定する表現です。息抜きにゲームや動画鑑賞を始めたばかりのところで「また遊んでばかりいて!」というのは絶対になしです。悪い想像を膨らませるのはいけません。

 

思い通りにしたい

お子さんの行動を思い通りにさせたい人も良くありません。指示が細かかったり、こうして欲しいと無理強いしたりするのは勉強をよりつまらないものにしてしまいます。

 

例え好きなスポーツであっても細々と指示されるとつまらなくなるものです。

 

 

中学生の勉強を親が管理してはいけない

中学生は自立心が育つ時期です。できることは自分だけでやりたくなります。親もご自身の中学時代を思い返してみるとそうだったのではないでしょうか。

 

自分がやられて嫌だったことや親にこうして欲しかったという思いがあるのではないでしょうか。きっとお子さんも同じ思いのはずです。

 

中学受験などは親がしっかり勉強に付き合わないとうまくいかないことが多々ありました。しかし中学生は少しだけ大人に近づきました。自立心を尊重し、自分でできることは自分でやらせる親の覚悟も必要です。

 

勉強中に隣に寄り添って見続けることなどはしないようにしましょう。また毎日勉強をしたか聞くことも徐々に減らしていきましょう。我が子を信じることが中学生を伸ばす秘訣であると私は思います。

 

自分で勉強できる中学生の特徴

過保護な親のイラスト(女の子)

目的・目標の達成に向けて頑張れる子は進んで勉強することができます。成功体験を積み重ねることで頑張れる子になります。

 

私が塾講師のときには3者面談で目標の話をします。大目標・中目標・小目標というように目標を段階分けします。スモールステップと言っていましたが、小さな目標をコツコツ達成することで成功体験を積み重ねるのです。

 

自分に少し自信がある子は目標に対して「やってやる」の精神があります。成功体験の多い子は自信を持っています。

 

自分の将来のために勉強することは難しいです。ですが目の前の目標をクリアできるかに焦点をしぼって挑戦する気持ちは成績につながります。

 

競争心がある子は勝つために頑張れます。テストは点数が出るので他の子と比べることができます。自分が一番になるというモチベーションは勉強が捗ります。

 

近年では順位を隠す学校もあります。模試などを受けさせてあげるとさらにやる気が上がるかもしれません。

 

まとめ

中学生の勉強は小学生の勉強と違います。自分が頑張ること以上に子供を頑張らせることは難しいです。『中学生の勉強に親がしてあげられる5つのこと』をご紹介しましたが1つか2つ実践するだけでも良いと思います。お子さんのことを思って頑張る親の姿を子供はしっかり感じているものです。

 

親の頑張りを子供がわかってくれるときは子供が結婚して孫ができて親の気持ちがわかったときです。先は長いです。そこは夫婦または親同士で頑張りを励まし合いましょう。

 

1.目標を共有する

2.怒らずに叱る

3.選択肢を提供する

4.お金の心配はさせない

5.悩みを聞く