おはようございます!maisanaです。
小学生が楽しく勉強をするには学校の授業についていけることが大切です。学校の授業についていくには家庭学習をしっかりできることが必須です。
私は大学院に進学して博士号を取るに至っていますが、たくさん勉強しているわけではありませんでした。家では必要な量を勉強して他の時間でやりたいことを突き詰めていました。
家庭学習の正しい方法を身につけて効率的に賢くしてあげましょう。そのために子供の意識はもちろんことですが親の意識も変えていきましょう。
小学生の家庭学習のおすすめの方法
学校は勉強を学ぶところです。ですが家で行う自主学習の方法は教えてくれません。勉強ができる子とできない子の大きな違いは家庭学習の術を知るか知らないかです。自分に合った方法いわゆる自己流が最も良いですが、いきなり自己流を作りましょうと言われても困ってしまいますよね。そこでおすすめの家庭学習の方法をご紹介します。
最初に今日のゴールを知る
その日のゴールを目で見てわかるようにしましょう。
「このテキストの〇〇ページから〇〇ページまでと、このテキストの〇〇ページから〇〇ページまで」
全部で何ページやればよいのか、問題数はどれくらいなのかをおおよそ知りましょう。
そうすれば途中で少し集中が切れた時に「あとこれくらい頑張ればよい」ということが明らかになります。やみくもに頑張り続けることはとても大変なことです。
フルマラソンは42.195kmと距離が決められているから走り抜くことができます。「ゴールまで走りましょう!」と言われただけではとても走り切れる距離ではありません。ゴールを知ることで最後のひと踏ん張りができるのです。
ゲーム性を取り入れる
勉強ができる子は何かしらの面白さを見つけているのです。歴史が好きな子は昔の生活や考え方に興味があるのでしょうし、理科が好きな子は物理現象や生き物に興味があるのでしょう。
勉強ができるようになるために勉強を好きになれ!というのは少々ムリがあります。ですが簡単に誰でもどの教科でも面白くする方法はあります。それが「ゲーム化」です。
3歳の息子はお風呂上りに服を着るのがなかなか進みません。ですが隣で私が服を着るときに「パパと競争だ!」と一言かけるだけで急いで服を着ます。どんなことでもうまくゲームにできれば面白くなるものです。
簡単にできるゲーム化はタイマーを使うことです。
「5分以内に何問解けるか」
「2ページを何分で終わらせられるか」
これは私が実践していた方法ですが、お子さんが楽しめる方法や達成感が得られる方法をオリジナルで考案するのが一番良いです。
理解できたら説明する
「理解できた」と「理解している」は同じようで違います。
授業中に先生の説明を聞いてその説明を理解できた。言い換えると先生の説明にわからないところがなかったのです。ですが現実は何が理解できなかったかがわかっていないことが多々あります。
勉強して内容を理解できたら、その内容を説明できるか試してみましょう。お母さんに今日理解したことを説明するのです。
「分数の掛け算は分母同士と分子同士を掛け算してしまえばいいんだ。」
とこのくらいの簡単な説明からで始めたら良いと思います。できればお母さんは質問してあげましょう。
説明するのが好きな子であれば先生になったかのように長く濃い説明をするのもよいでしょう。お母さんはしっかり聞いてあげてください。
小学生の家庭学習の習慣
家庭学習の方法と習慣は分けて考えてましょう。
方法は勉強をするためのテクニックです。机に座って勉強をするときにどうやるのかを上記で説明しました。一方で習慣は勉強に取り組むの姿勢です。普段から勉強することを身体に染み付かせる、それが習慣です。
重要なことは集中できる時間の長さ
小・中学生の成績上位の子は家庭学習の時間が長い傾向にあることが明らかとなっています。どれくらいの時間勉強すればよいのかは個々で違うはずですが、小学6年生の平日の平均学習時間は1時間30分です。参考まで。
私が先ほどご紹介した勉強方法を用いて家庭学習の時間を長くできるようにご両親がサポートしましょう。
予習
翌日の学校の授業内容を少しでも予習できると学校の授業の効率UPになります。
予習の目的は「自分がわからないところを知る」ことです。教科書の翌日の授業で使うページを読んで「わからないな」とか「どうゆうこと?」と思ったところに印をつけられればGOODです。
学校の授業は45分×5コマ=3時間45分です。授業中ずっと集中することは容易ではありません。ですが事前に予習で印をつけておけば、先生がその話をするときに集中すれば良いということになります。
予習と聞くと事前にばっちり勉強しておくことと思っている人が多いです。それは自主学習です。予習は授業の効率を上げるための準備であると考えると少し取り組みやすくなりますね。
わからないところの解決方法
わからない箇所やわからない問題が出てくると集中力が切れやすいです。
子供は「わからない」ということに対して自分を責めてしまう傾向があります。宿題は学校で習ったことの復習だから全部できて当然と思っているようです。わからないことは悪いことではないと教えてあげましょう。
ご両親が教えても良いですし、または教材に頼りましょう。頼りになる教材はたくさんあります。下記で紹介していきます。
小学生の家庭学習用おすすめ教材
教材を選ぶときに一番大切なことは自分で選ぶことです。勉強に「やらされること」というイメージを持っている子供は多いです。教材も親が買い与えると「やらされること」のイメージをぬぐえません。教材や文房具などなんでもそうなのですが、お子さんが選んだ愛着のあるものにしてあげましょう。
書籍
毎日のドリルシリーズ
説明がわかりやすくてかつシンプルで使いやすい問題集です。サポートアプリが優秀です。タイマー機能が付いているのでゲーム化にも使えます。成績表などで理解度をわかりやすく確認することもできます。
すみっコぐらし学習ドリルシリーズ
キャラクター付きはモチベーションがあがります。もちろんそれだけではなく説明もわかりやすくて使いやすい問題集です。リラックマやうんこ漢字ドリルなどのシリーズもありますのでお子さんが好きなキャラクターを選びましょう。
スタディサプリ
教科書や参考書よりも先生が言葉で教えてくれる方がわかりやすいです。学校の先生に教わったから十分だと思う方もいらっしゃると思います。ですが先生によって説明の仕方が異なるので理解度も違ってきます。2人の先生に教わることでわからないところの取りこぼしが防げます。こちらは4年生の内容から用意されています。
最近はYouTubeでも学習の動画がアップされています。ですがやはり関係ない動画が気になってしまうでしょうからスタディサプリのような専用アプリで動画を見ることをオススメします。
親が気を付けるべき行動
ここまで家庭学習の方法を説明してきました。お子さんが模範としているのはもちろんご両親です。ご両親の良いところは「お母さん(お父さん)のようになりたい」と憧れますし、悪いところは「母さん(お父さん)もやっているから僕(私)もやってもいいよね」となります。子供は思っているよりも親のことを見ています。
約束を守る
親ができる大切なことの1つに「約束を守る」ということがあります。
子「問題解いたから〇付けして~」
母「今忙しいから後でね」
そのまま〇付け忘れていたなんてことありませんか?自分が小さな約束と思ったことが相手にとっても小さなこととは限りません。そのまま親の言うことも適当に「後でやる~」とか「今度やる~」なんてあしらわれるようになってしまいます。
自分が忘れてしまわないように約束するときは日時を明らかにしましょう。
「後で」 → 「7時に」
「今度」 → 「次の土曜日に」
スマホチェック
お母さんは家事が仕事、自分は勉強が仕事と思っている子供は多いです。
お母さんは晩御飯の支度中にスマホチェック、洗濯しながらスマホチェックしていませんか?それはお子さんに勉強中にちょっとだけゲームする、ちょっとだけマンガ読むなどを連想させます。
時間のメリハリをお子さんにみせて勉強という仕事への姿勢を示しましょう。
まとめ
小学生の家庭学習の方法と学習習慣を身に付けると勉強が好きになります。好きではないまでも嫌いではないものにできます。それにはご両親の影響が大きいです。陰ながら応援しています。
家庭学習の方法
◦ ゴールを決める
◦ ゲーム化する
◦ わかったことを言葉で説明する
学習習慣
◦ 予習する
◦ わからなくても自分を責めない