中学生の勉強・子育て

子供が眠気覚ましにコーヒーを飲むのはアリ!?成長への影響はある?

こども コーヒー
パンダさん
パンダさん
子供が眠気覚ましにコーヒーを飲みたいと言うんです。でもカフェインを摂取しても良いのか気になってしまって…
まいさな
まいさな
子どもがコーヒーを飲むのはアリです!でも注意点に気を付けよう!

大人が仕事や勉強のお供に飲むコーヒーという飲み物。子どもはこう考えます、「勉強のお供にコーヒーを飲んだら捗るに違いない」と。しかし親としてはカフェインが入っているから成長に影響しそうだし、夜眠れなくなるかもしれないからと飲ませて良いか迷むところです。

この記事では子供がコーヒーを飲むことについてメリット・デメリット、成長への影響について簡単にわかるようにまとめています。

コーヒーは何歳から飲んで良いの?

コーヒーって何歳から飲んで良いのでしょうか。インスタントコーヒーや缶コーヒーの表示を見ても「コーヒーは〇歳から」という記載はありません。

推奨される年齢や明確な年齢制限が残念ながら『ない』のです。お酒やたばこのように法律で年齢が決まっていれば悩む必要はなかったのですけどね。ですので何歳になったら飲んで良いのかを決めるのは親ということになります。

子どもがコーヒーを飲むのはありなのか?成長に影響はないのか?という疑問の正体は『カフェインの摂取量』です。知ってのとおり、コーヒーに含まれるカフェイン量は他の飲み物と比べると高いです。子どもがコーヒーを飲んで良い量というのは「どれくらいカフェインを摂取して良いのか」とほとんど同じと考えて構いません。

基準になりそうな数値を示している数少ない機関の1つが欧州食品安全機構です。『 体重40kgの小児~青年の人なら1日120mgのカフェインを摂取しても安全である』としています。缶コーヒーでは「Asahi WONDA 金の微糖」や「サントリー BOSS レインボーマウンテン」などが1缶中のカフェインが約120mgです。(100gあたりカフェイン60mgから算出) ※カフェイン含有量がもっと低い缶コーヒーやもっと高い缶コーヒーもあります。

世界中の基準を見てみると、カフェインの摂取許容量は体重にあたりで決めている傾向にあります。「5歳になったら飲んで良い」とか「10歳になったら飲んで良い」と年齢ではなく、お子さんの体重をみて、どれくらいカフェインを摂取して良いのか考えるのがよさそうです。

カフェインの作用

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子供がコーヒーを飲むことにあたって「カフェインの摂取量」に気を使うべきであるとことがわかりました。そしてカフェイン摂取して良い量は年齢ではなくて体重をみて決めるのが世界的な流れとなっています。ではなぜカフェインの取りすぎは良くないのかご説明しましょう。

カフェインの作用で代表的なのが覚醒作用ですよね。もう少し頑張りたいとき、運転時の眠気覚ましなど、大人は上手に使えばとても活躍します。

カフェインの代表的な作用

・覚醒作用(交感神経刺激)

・利尿作用

なぜカフェインが眠気覚ましになるのか?それは眠気を引き起こす物質「アデノシン」の効果を阻害するからです。さらに、カフェインを摂取することで興奮状態にする神経伝達物質「ノルアドレナリン」の生成も促します。このダブルの効果で覚醒作用を引き起こします。

薬局で販売されている一般的な薬(風邪薬など)を飲むときに、子供は用量が大人の半分くらいだったりしますよね。子どもの体格では薬の効果が強すぎるからです。カフェインについても同様のことが言えます。アデノシンが抑えられ続けてしまって眠りが浅くなってしまうことやノルアドレナリンの効果が効きすぎて自律神経のコントロールに悪影響するなどの恐れがあります。

さらに、カフェインの摂取は血管を拡張させます。それが腎臓の活動を促して利尿作用につながります。腎臓は血液をろ過して、体内に不要な老廃物を尿として体外に排出させる器官です。血管が拡張することで腎臓の働きが活発になり、尿意をもよおしやすくなるのです。

その他にも集中力UPや運動能力の向上、認知症やパーキンソン病の予防にも効果があるという研究結果があります。

子供が飲むときの注意点

子供が飲むときの注意点は2つ、「摂取量」と「摂取する時間帯」です。この2点には気を付けましょう。

摂取量

先ほども示しましたが、欧州食品安全機構で『 体重40kgの小児~青年の人なら1日120mgのカフェインを摂取しても安全である』としています。世界的にみて1日の摂取量は体重あたりで考えるのが一般的になっています。ですので30kg満たない小学生は1日の摂取量を120mgよりももっと抑える方が身体には良いです。

「カフェインは子供の身体に悪影響がある」と聞いたことがあるかも知れません。これは正確に言うと「夜のカフェイン摂取により良質な睡眠が妨げられて身体や脳の成長に悪影響を及ぼす可能性がある」ということが短絡的に伝わったのでしょう。しかし、急にたくさんのカフェインを摂取した場合にはカフェインが身体に悪影響します(例えば60kgの成人が1時間以内に約1.7Lのコーヒーを飲むとカフェイン中毒になる可能性が高いなど)。

摂取する時間帯

子どもがコーヒーを飲み終わってカフェインの作用が収まるまでにおよそ7時間かかります(※個人差があります)。大人は3〜4時間で効果が薄れますが、子供は長時間の作用があります。これも体が小さいからと考えられています。子どもは就寝時間の7時間前には飲み終えていることが望ましいです。

注意点を書いてきましたが、神経質にはならなくていよいです。実は、カフェインはお茶やチョコレートにも微量含まれています。寝る前に緑茶を飲んだから、チョコレートを食べたから眠れないことは稀ですね。

アルコールに強い人と弱い人がいるように、夜にコーヒーを飲んだとしてもすぐに眠れる人もいます。その人の体質に合った量や時間帯があるはずですので、注意点を気にしながらも少しずつ試してみてください。

子供がコーヒーを飲むときの工夫

大人がこぞって好んでいるコーヒーに子供が魅力を感じるのもわかります。コーヒーを飲むことで少し大人に近づいたなんてワクワクしているかもしれません。可愛いですよね。

先ほどの注意点「カフェイン摂取量」と「飲む時間帯」を考えて、子供がコーヒーを飲むときの工夫をご紹介します。

遅くても昼食後を最後にする

カフェインの作用で夜に眠れなくなることを防ぐため、コーヒーを飲む時間を調整しましょう。子どもがコーヒーを飲み終わってカフェインの作用が収まるまでにおよそ7時間かかります(※個人差があります)。就寝時間の7時間前には飲み終えているのが理想的です。寝る時間を午後8時としているなら昼食後のコーヒーがギリギリOKくらいの基準が良いと思います。

学校の授業に集中したいなら朝のコーヒーが効果アリですね。コーヒーを飲んでから30分後くらいにカフェインの作用が始まります。寝起きにコーヒーを飲んでおけば1時間目から頭がしっかり働きますね。

タイトルにも書きましたが、夜の眠気覚ましにコーヒーを飲むのはアリなのか?という疑問の回答は『ナシ』ですね。夜に眠くなるのは正しい生活習慣が身に付いている証拠です。それをわざわざ崩してしまうのはもったいない。

勉強時間を確保したいのであれば朝早く起きて、朝のコーヒーと共に勉強すると頭も冴えるので超効率的です。日本人は「早起きは良いこと」という共通認識があるので、ポジティブに勉強に向き合えるようになります。

子供向け安心安全コーヒーの作り方

まいさながオススメする子供向けコーヒーの作り方をご紹介します。もちろんカフェイン量を抑えるようにしています。

インスタントコーヒー編

コーヒーカップにインスタントコーヒーを1gを入れて、沸騰させたお湯を50mlほど入れます(下から1cmくらい)。そこに牛乳をお好みの量入れます(ミルクはどれくらい入れてもカフェイン量は変わりません)。これで美味しいミルクコーヒーの出来上がり。電子レンジで温めて美味しく飲める温度にしましょう。

インスタントコーヒーはカフェイン量が公表されていません。ですが全日本コーヒー協会や文部科学省「日本食品標準添加物表」などから、インスタントコーヒー1gは30mg~40mgであると推測できます。

小学生以上がこのミルクコーヒーを朝から昼までに1杯飲む分にはカフェイン量も問題ないですし、睡眠にも影響がほとんどないと考えられます。

濃縮ボトルコーヒー編

インスタントコーヒーよりも簡単さを求めるのならば、ボトルコーヒーを使うのがオススメです。ミルクと混ぜるだけなのに美味しく飲めるボトルコーヒーがたくさん出ています。



私が色々試したところ猿田彦の濃縮ボトルコーヒーがオススメ。大人も美味しく飲めます。

ボトルに1杯あたりのメモリがついています。子供用には0.5杯分でコップに入れましょう。あとはお好みの量でミルクを入れて、ホットで飲みたい人は電子レンジで温めても美味しいです。

カフェインレス(デカフェ)コーヒーにする

「やっぱり子供はカフェイン摂取しない方が良いと思う!」という方はカフェインが含まれないコーヒーにしましょう。世の中に公表されているデータを元にご説明してきましたが、危険性は低いですがゼロではありません。正直、飲まないに越したことはありません。

親は子供がコーヒーを飲むことに反対だけど、お子さんがどうしても「コーヒーを飲みながら勉強したい」という場合にはカフェインレスコーヒーを飲むようにしましょう。デカフェとも呼びます。カフェインが含まれないコーヒーがあるのです。妊娠中に飲んだ記憶のある方もいるかもしれませんね。

スターバックスからカフェインレスコーヒーが出ているのです。スタバのコーヒー飲みながら勉強するってなんだか気分が上がりますよね。カフェインレスはハウスブレンドだけですので、ご購入時にはお気をつけください!



ちなみにスターバックスのお店で注文するときに「デカフェでお願いします」と伝えると、ほぼすべてのコーヒーをカフェインレスにすることができます。

インスタントで安定のネスカフェゴールドブレンドでもカフェインレスがあります。

まとめ

子どもがコーヒーを飲むことについてご説明してきました。コーヒーを飲む(カフェインを摂取する)ことについてはアリですが、注意点は気をつけて欲しいですね。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるので飲みすぎと夜飲むのは良くありませんよ

うまく利用して勉強に役立ててくださいね。