おはようございます!まいさなです。
オーディオブックという言葉はもう聞いたことがない人はいないくらい広まってきています。audiobook.comやGoogle Play、Audibleの他にたくさんのオーディオブックが登場してきています。
オーディオブックは朗読する形式の本です。電子書籍が本の電子データならばオーディオブックは本の音声データです。
私はAmazonのオーディオブック『Audible』を使っています。私が使って感じたメリット・デメリットをご紹介します。
Audibleの月額料金でできること
まず、Audibleは月額1,500円です。月額料金で利用できるのが以下の3つです。
1.1冊無料
2.購入時30%OFF
3.オリジナルコンテンツが聞き放題
「月額料金1,500円かぁ。そしたらHuluとかNetflixの方が安いじゃん。」という声が聞こえてきそうです。
こちらは本の購入ですので、1冊1,500円と考えれば普通の価格帯だと思います。上手な声優さんが朗読する費用も考えるとむしろお得です!
残念ながら聴き放題ではなく、2冊目以降の本は別途購入が必要となります。ですが月額料金を支払って会員になっていれば30%割引があります。
また、一度購入してしまえは退会後も利用可能です。
月1冊無料(1コイン配布)
月額料金を支払うと毎月1コインが配布されます。このコインと1冊とを交換することができます。
新規登録して初めて利用するときにコインの制度を知らないと「無料じゃないじゃん!」と勘違いするのでご注意ください。
コインを使ってしまった後なので0コインと表示されていますが、コインを持っていればここをクリックして交換することができます。
コインは半年間有効なので、毎月1冊交換しなくてはならないことはありません。翌月に2冊交換しても良いですし、半年後に6冊交換しても良いです。
オリジナルコンテンツが充実
オリジナルコンテンツには松本人志や東野幸治などの吉本の人気お笑い芸人が発信しています。他にもニュースやビジネスに関する情報が多数あります。有名どころではNewsPicksやflierなど人気アプリとコラボしたコンテンツが毎週届きます。
NewsPicksアカデミアではNewsPicksらしい切り口でビジネスに関するディスカッションを聞くことができます。ここでしか聴くことができない第一線で活躍する方の思考が聴けるのが大きなメリットです。通勤しながら、ウォーキングしながら、家事をしながら聞いて新しい形のビジネスや職場での振舞い方などを学ぶことができます。
flierとは書籍の概要を紹介するサイトです。こちらのコンテンツではflierらしく書籍の概要を聴かせてくれます。買う前にどんな本か知りたい、買う程ではないけど概要は知っておきたいときに便利です。
登録手順
Amazonユーザーである私がAudibleを選んだ理由の1つが「登録が簡単だったから」です。
登録はAudibleのサイトからamazonアカウントでログインするだけです。そこの「試してみる」から新規登録しましょう。無料で1冊聴くことができます。
『最初の1冊は無料。今すぐ聴こう。』をクリック。
amazonアカウントでサインインするだけ。
メリット
新しい読書習慣
私は正直、使ってみる前までは「読んでもらう意味ってなくない!?」とオーディオブックに否定的でした。同じ考えの方は多いと思います。
私は通勤中に利用しています。Audibleを利用する前はタブレットやスマホでKindle本を読んでいました。帰りでは疲れていると本を読む気分にはなれず、ついTwitterを眺めてしまったり、YouTubeを観てしまうことがあります。
疲れている時こそAudibleが役に立ちます。本を開く気になれなくても読んでくれるとなると聴いていられるのです。
新しいものは多少抵抗感があるものです。でも無料で試せるのでだまされたと思ってまずはやってみてほしいですね。
YouTubeで無駄な時間を過ごしてしまうくらいなら、Audibleで自己啓発しよう。
会話文がより楽しめる
声優さんが素晴らしい。この一言に尽きる。一般の方がただ上手に読むのではなくて、プロが読んでくれます。
『三体』の声優さんは祐仙勇さんです。アニメ「ハイキュー!!」で松川一静、ラ・ラ・ランドのキース、ウォーキング・デッドのドワイトなど有名作品にも出演されている方です。
三体は作者が中国の方で、主要な登場人物が中国名です。難しい漢字の名前ばかり出てくるので書籍で読んでいたらすぐに挫折していたことでしょう。
祐仙勇さんが10人近く出てくる人物をしっかり分けて読んでくれます。声の高さや話す速さ、トーンなどを変えてくれるので、どんな人なのか想像しやすいです。
小説よりも実写版の映画やドラマが好きという人は必ずAudibleの良さがわかるはず。また、小説は普段読まないけれど、人気の物は知っておきたいなんて方も、家事や作業、移動中に『ながら読書』してみませんか。
デメリット
マーカーできない
Audibleは音声データなのでマーカーすることができません。
私は普段Kindleで自己啓発本を読みますが、そこでマーカーをたくさん使います。Kindleは読み終えた後にマーカーだけをリストできるので読み返す時にすごく便利です。
Audibleはマーカーもできませんし、お気に入りの個所に印をつけるみたいなこともできません。聴き返したい場合は何分くらいの場所か記憶するしかありません。
声優さんが上手に読んでくれると記憶に残りやすいのではないかと私は思っています。私は読み返す時に目次を眺めるのですが、不思議と文字で読んだときよりも内容を思い出しやすいです。読んでもらっているのでストーリーが記憶に残るのだと思います。
1冊に時間がかかる
一般的なビジネス書であっても10時間くらいになってしまいます。小説になるとそれ以上の物も多いです。
私は一日に通勤の往復で1時間くらい聴いていますが、それでも10時間ですと10日かかってしまいます。これじゃ遅すぎるなぁと感じていました。
Audibleは速度を変更できます。0.1倍ごとに選べるので自分にちょうど良い速度を選ぶことができます。私はせっかちなので1.7倍速で聴いています。2.0倍速も試してみましたが、早送りという感じが強すぎて、徐々に速度を下げて行ったところ1.7倍に落ち着きました。
オススメ3選
私がいくつか聴いてみて本で読むよりもAudibleで聴くことをオススメしたい本を選びました。
三体
これまででも少し話題にしましたが『三体』はオーディオブックをオススメしたいです。三体は中国発の世界的大ヒットSFです。
登場人物が中国の名前で、日本人には馴染みのない名前なので覚えにくいです。それに10人近く出てくるのでどれが誰だかわからなくなってしまいます。
Audibleで聴くと声優さんが登場人物ごとに声色を変えてくれるのではっきりとどれが誰なのかわかります。
科学技術の話も少し複雑なので、文字で読むとうんざりしてしまう人もいるのではないでしょうか。語り掛けるように読んでもらうと理解も進みやすいです。
三体を聴けるのはAudibleだけなので、ぜひ聴いてみてください。
2020年7月30日に続編の上巻、2020年8月27日には下巻が発信される予定になっています。毎月貰える1コインと交換して三体をすべて楽しもう!
幸せになる勇気
アドラー心理学を知る入門書として大ヒットした『嫌われる勇気』の続編。これらの本はアドラー心理学に詳しい哲人と教わる側の青年との会話で話が進められていきます。
これが2人の声優さんのやり取りで臨場感があって、内容が頭にしっかり入ってきます。ただの朗読ではなくて、もはや劇場で舞台を観ているような感覚になれる。
俺か、俺以外か。ローランドという生き方
ローランドの名言集。何がいいってローランドご本人が朗読するところ。
Audibleの中でこれ以上贅沢な本はないでしょう。
退会手順
月額料金がかかるので退会が簡単であることも重要ですよね。Audibleはすぐにやめることができます。ですが1点ややこしいところがあります。それは「PCサイトからしか退会できないこと」です。ここでは退会手順を記します。
ほとんどの人がAudibleをアプリで利用すると思います。 スマホで退会するにはPCサイトにアクセスする一手間が必要となります。
①Audibleのサイト(https://www.audible.co.jp/)にアクセスして一番下の「PCサイト」をタップします。
※場合によってはここでログインを要求されます。
②「アカウントサービス」をタップします。
※Amazonとは別サイトなのでご注意ください。
③「退会手続き」から手続きに進んでください。
↓ 公式サイトです。
以上、Audibleについてでした。最後までお読みいただきありがとうございました。