おはようございます。maisanaです。
先日は塾についての記事を書きました。
今日は志望校の決め方についての情報提供です。
ご参考にして頂けたら幸いです。
志望校を見つけるときの心得
夏期講習が終わり、中学3年生は受験生モードが完成したのではないでしょうか。
また、夏休み中には学校説明会や高校見学にも行ってきたでしょうか。
9月の週末には文化祭なども開催されていますから息抜きがてらそちらも見学してきてはいかがでしょうか。
さて、みなさん、どのような基準で志望校を選んでいますか?
偏差値ですか?卒業生の進学実績ですか?はたまた入りたい部活の実績ですか?
これらは学校説明会などで数値化またはリスト化された資料を貰えるでしょうからわかりやすいですよね。
資料には他にも校風や教育方針などの学校側の指針が書かれていますよね。
この辺りはイメージしにくい部分ですし、「国際化に向けて英語に力を入れています!」みたいな具体例がない限り参考にしなくて良いと私は思います。
今通っている学校の教育理念は知っていますか?そうだとはっきり感じますか?
ほとんどの場合はそこまで理念や指針に沿っているとは思えません。
では、何が一番重要なのか。
それは本人のときめきです。
家から出発して学校に到着するまでの道のり、校舎に入って友達と会い授業を受ける、放課後は部室に向かい仲間と汗を流してから帰宅する。
学校見学を通して、このような学校生活をイメージできるかが最も重要ではないでしょうか。
高校生なんて若くて青春でキラキラしているものです。
どの高校に通うかはそのキラキラ生活にとって大事なことですが、高校生活の中のある一部分にすぎません。
偏差値とか実績とか教育指針とか、これらは本人と間接的な関わりのものです。
東大に毎年10人出している高校に行ったとして、その10人なれるかは本人の頑張り次第ですよね?
それなら少しくらい偏差値下がっても、実績が下がっても、本人がキラキラした生活を送り、大学受験を頑張れる高校を選ぶ方が効果的ではないかなと私は思います。
志望校は順位付けしてはいけない
最も行きたい高校を第1志望校としていますか?
第2志望校や第3志望校は決めましたか?
志望校が複数あるのは普通のことですが、順位をつけるのをやめましょう。
順位をつけるのは合否が決まってから悩まなくて済むくらいしかメリットがないと私は思います。
人は言い聞かせられると自分はそうだと思ってしまいます。
「あなたは親切な人だ」と何度も言われていると、「私は親切な人間だから人に親切にするべきだ」と思うのです。
心理学的にラベリング効果と呼ばれています。
もし万が一、第1志望校に合格できなかったとき、第2志望校に通うことになりますよね。
高校生活が始まってキラキラの生活を送ることができるでしょうか。
「第2の高校生活」というラベリング効果が働いてしまいます。
この高校生活は、本来の自分の人生ではないと感じてしまうのです。
せっかく受験勉強頑張ってきたのに、高校生活がどうでもよくなってしまう、かもしれません。
すべての学生がそうなるとは言っていません。
通ってみたら良い友達が出来て、行事も楽しくて、キラキラの青春時代を過ごしましたという人もいると思います。
ただ、第2の人生となるかもしれないリスクを負ってまで、第1志望、第2志望と順位付けする意味はないのでは?と私は思うのです。
私が高校受験の時には、志望校と抑え校という発想でした。
第一志望校は県立高校で、抑え校といって私立高校の確約を貰っていました。
私の住んでいる地域では、県立高校を志望する学生のほとんどがこのスタイルでした。
そして、私は抑え校をとても適当に決めていました。
私の模試の結果で併願可能な中で最も偏差値の高い高校です。
その高校については最寄り駅くらいしか知りませんでした。
もし、その学校に通っていたらどんな気持ちだったのだろうと考えるとゾッとします。
皆さんはこんな軽率な行動を取ることのないようにと、この記事を書くに至りました。
あとがき
私は運が良いことに高校も大学も第1志望校に合格しました。
というと聞こえは良いですが、入れそうな高校、大学を第1志望校にしたという方が正しいです。
なので、当日の結果があからさまに悪くない限りは合格するはずなのでした。
どの高校に入っても、入った後に努力すれば良い大学に入ることができます。
どの大学に入っても、入った後に努力すれば良い仕事に就けます。
高校生活、大学生活が投げやりにならず、キラキラした青春を過ごしてもらえたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
志望校の決めるタイミングについてはこちらの記事をどうぞ↓