おはようございます。maisanaです。
私も歳を重ねてきてしまいました。
すると、人間ドックを毎年受けることにしようかなと思ってみたりするのです。
人間ドックで真っ先に選択を迫られるのが胃ガン検診を何にするかですよね。
バリウム検査か胃カメラかが主な選択肢でしたが、最近はABC検査というものも選べるようです。
どれが良いのか、工学博士であるmaisanaの視点で調べてみた結果をお伝えしたいと思います。
*注意書き
医学的な専門知識はありませんので、個人的な見解であることをご承知ください。
一番はどれ?
まず、私の見解は、胃カメラ検査の一択です!
胃カメラは医師が検査してくれます。
しかも直接胃の中を見るので小さな異常も見つけてくれます。
カメラの挿入時が苦痛ですが、少なくとも年に一度の検診ですし、若い人ならば数年に1度程度の検診ですよね?
我慢して胃カメラ検査を受けましょう。
それぞれの特徴
胃カメラ検査以外にもバリウム検査やABC検査などの方法についても長所短所をお伝えしたいと思います。
ただ、私が胃カメラ検査派なので多少は胃カメラ検査をひいきした内容になってしまっているかもしれません。
胃内視鏡検査(胃カメラ)
カメラで直接胃の中を見る胃カメラ検査は、早期のがんも発見することができます。
がんの発見率はバリウム検査よりも圧倒的に高いようです。
また、バリウム検査で異常が見られれば、精密検査として胃カメラ検査を行います。
それならば初めから精密に検査してもらって、見逃しをなくした方が間違いないです。
検査中にがんやポリープが見つかった場合、切除できるものはその場で切除してくれます。
再度病院に掛かることもしなくてよいのです。
小さながんを見つけられて、その場で切除できるなんて画期的すぎる。
明らかに効率的ですよ!
デメリットというか、胃カメラにしない理由があるとすれば2つです。
金額と苦痛です。
バリウム検査に対して5千~1万円高いです。
お医者様に直接検査してもらうのでバリウム検査より高いのは仕方ないでしょう。
苦痛の面に関しては、お医者様のテクニック次第のようです。
バリウム検査もやや苦痛ですし、理由にならない気がしますが・・・。
胃部X線検査(バリウム検査)
バリウム検査って呼ばれますが、胃部X線検査っていうのが正式な名称になると思います。
胃のがんやポリープなどを発見するためのX線(レントゲン)検査をするのが目的です。
メインはX線(レントゲン)なんですが、バリウムと発泡剤を飲むところが印象的なのでバリウム検査って呼び名で通じるようになったのではないでしょうか。
通常、ただのX線写真には胃が写りません。
そこでバリウムと発泡剤を飲むことによって、胃の形が白く写し出されるようになるのです。
胃の表面にバリウムが付着して白く写るので、凹凸を見ることができます。
残念ながら凹凸の小さい平たいがんも存在するので、その場合は見つけることが困難だそうです。
バリウム検査は、放射線技師が写真を撮影し、その写真を見てお医者様が診断します。
技師が写真をうまく撮影したかで、診断の結果が変わってくるかもしれません。
逆に2人の目(技師と医者)で診ることがメリットの場合もあるでしょう。
他にも被ばくという大きなデメリットがあります。
これについては調べてみるといくらでも情報があります。
がんを見つけるのに発がんリスクがあるのはなんとも言えないですね。
少なくとも放射線を使わない胃カメラには発がんリスクがありません。
ABC検査
ABC検査は聞いたことない人がいるかもしれません。
血液検査から胃がんになりやすいかどうかを判定する検査です。
血液検査ですので、胃カメラやバリウムと比べると非常に楽です。
ABC検査は血液検査でピロリ菌の感染の有無と胃粘膜萎縮の進行度を表すペプシノゲン値を測定します。
あくまでこれらの検査結果から間接的にがんになりやすい人かどうかを判定するだけです。
胃がんを見つける検査ではないことを知っておきましょう。
ただ、胃がんのなりやすさがわかるので、1度検査しておくのは良いかもしれません。
私もやってみたいと思っています。
まとめ
以上のことから胃カメラ検査が1番である、と私は思うのです。
私が言うだけでなく、そういう意見は多数存在します。
投資の話の中で、自分に投資して自己啓発することも良い投資だなんて話もあります。
同様に自分の健康に投資するのも将来のリスク回避ですよね。
自分のがんの発見が遅れてしまって、働けなくなったら大損失です。
診察料をけちらずに胃カメラ検査を受けましょう、ということを伝えたいのです。
最後までお読み頂きありがとうございます。