まいさなが通勤電車で遠くを見据える

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通勤電車は考えごとするほかないよね~(゚∀゚) 勉強・教育・研究・育児についての考えごとを綴る自己ブランディングブログです

とても賢くてもハサミがうまく使えないんじゃどう評価したらいいの!?

おはようございます。maisanaです。

 

私は研究所で働いています。

夏休みですから、インターンシップで学生がやってくるわけです。

 

学生がやってくるたびに思うのですが、大学生ってこんなに子供だったっけ?

まだ1年半あるけど、逆に1年半後には就職して社会人になるんだよね!?

ここから社会人になるまでの伸びしろすごいな。

こんなでいいのか~。

 

と思ってしまいます。

ちなみに私は就職して以来、直属の後輩に新人が入ってきたことがありません。

 

そんなインターン学生らに私の仕事は何ぞやを教えていると、何かしら思うことが出てきます。

今日はそんなことを書いていきます。

 

ハサミがうまく使えない学生

ある国立大学の学生3人がインターンシップでやってきました。

その中でTくんに私は着目しました。

 

第一印象で、Tくんは一番冴えない印象を受けました。

しかし、さっそく仕事に取り掛かってみると、そんなTくんがWordを使った書類作成や化学で用いる計算(単位換算)を断トツの速さでこなしました。

 

「なんだ、能ある鷹は爪を隠す系の人材ね!」

 

理系男子の象徴のようなTくんは、冴えないようでしっかり仕事できるタイプ。

Tくんは高評価と人事に伝える気持ちでいました。

 

デスクワーク的なことを経験した次は実務です。

研究開発を体験してもらうべく、私が普段やっている業務をやってみてもらいました。

 

私の仕事は、電池関係の研究開発です。

みなさんが想像するような、いわゆる「化学実験」って感じの作業ではありません。

金属箔や化学繊維でできた紙のようなものをきれいに重ねて、組み上げる作業です。

化学実験機器を扱えなくても、誰でもできる作業なのです。

(自分で言っておいて、誰でもできる仕事みたいに聞こえて嫌だなと思う)

 

今度は、断トツでTくんができない子になりました・・・。

金属箔の打ち抜き作業で力加減がうまくない。

金属箔などをきれいに重ねる器用さがない。

ハサミできれいに丸く切ることができない。

緊張しているのか慌てる。

 

いやこれ、うちの部署じゃ働けないよう(T^T)

Tくんは有望ですって人事に言うつもりだったのに~。。

 

3日間のインターンシップは終わりました。

人事課の方から「彼らはどうでしたか?」と聞かれました。

 

「それなりに良かったと思います。ただ、Tくんは賢いけど、人付き合いと手先が不器用ですね。これをどう評価するかは人それぞれですね。」

 

とは言ったものの、うーん、、、

 

もし私の元に来るとしたら、Tくん以外でお願いします。

 

すべては経験値が重要

Tくんのようにハサミをうまく使いこなせない子は少なからずいると思う。

ハサミを使えるかどうかは先天的な能力ではなく、経験値だ。

実際、Tくんも「ハサミを使う機会はそれほどなかった。」と言っていた。

 

何事も経験を積めばそれなりにできるようになると私は思っている。

自転車に乗るのも、外国語が話せるようになるのも、ツライことに耐える忍耐も、経験を積めばある程度はできるようになる。

ただ、幼いうちに経験値を積んでおいた方が良いことがある。

 

「体の動かし方」「手先の器用さ」だ。

 

大人になってからでも経験を積めば何事もできるようになる。

いくつになっても、資格を取ったり、英語が話せるようになったりできる。

 

しかし、働きながらでは「体の動かし方」と「手先の器用さ」を得る時間はない。

これらは「いつ役に立つか」が明確ではない。

でも、Tくんのようにせっかく賢いと思ったのに、ハサミを使ってみたら、

「え?そんなこともできないの?」となるのは、とても評価が下がるし、恥ずかしい。

 

ハサミ・カッターを使うとかの工作に関することや、キャッチボールなんかの体を使うことは子供のうちにたくさん経験したほうが良いだろう。

なんてことない拍子に、人として評価を下げてしまうかもしれない。

それに、その子が親になって子供と遊ぶときに、カッコイイところを見せたいものだ。

 

勉強やタイピングは大人になってからでも経験を積める。

必要になってから経験を積んでも遅くない。

体を動かすことや指先を使って何かを作ることのような、幼いうちに楽しみながらできる経験は幼いうちに積んでおくことをオススメしたい。

 

将来どんな仕事に就くのかわからない。

だから、勉強ではない能力が評価されるときってあると思います。 

そんなことをインターンシップを受け入れる側として学びました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。