研究者父さんの熟考ブログ

まいさなが通勤電車で遠くを見据える

通勤電車は考えごとするほかないよね~(゚∀゚) 勉強・教育・研究・育児についての考えごとを綴る自己ブランディングブログです

子供が勉強することに対して、お金というご褒美はアリなのか?

おはようございます。maisanaです。

 

今回は読書感想文です。

「学力」の経済学(中室牧子著)』を職場の上司のススメで読みました。

 

私は好きな内容でした。

一億人総評論家の分野である教育に、エビデンスをしっかりさせた経済学で論じる。

いわゆる、教育経済学。

とても納得できる本でした。

上司に続き、私もお薦めします!

 

前の記事で「世の中に正解はない。自分で考える力が必要だ。」ってことを書いた直後ですが・・・。

私の解釈では、この本にはデータが示す模範解答が記されていた。

「多くの人に当てはまる」ということだ。

 

ただ、この本に書かれていることもうまく使わないと意味がないと私は思う。

なので、あえて「模範解答」と表現した。

 

模範解答なので、知っただけではダメなのです。

それを実行するための親の技量が必要なんだということを思い知らされた一冊でした。

 

子どもは何のために勉強するのか

学力が高いと、自尊心が強く、将来の収入も大きいことが統計データでわかっているとこの本にある。

何のために勉強するのか?

模範解答はこうだ。

 

将来、豊かな生活をおくるため

 

もしもあなたが大人であれば、この言葉は間違っていないとわかるはずだ。

ただ、この一言を信じて子どもは勉強できますか?

私は難しいと思う。

 

なのでこの本にも書かれている「鼻先のにんじん」のように目先のご褒美が必要だ。

 

また、私も「理由」という目先のにんじんについて記事を書いている。

興味があれば読んでみて下さい。

www.maisanakamone.com

ご褒美のために勉強する

この本を読む前の私の率直な気持ちはこうだ。

私はナシだと思う。

多くの人はナシだと思っているだろう。

だからこそ、この本ではアリだと書いてあるんだろうな。

 

そして本を読み進めてみた。

結論はアリだ。

注意するべきはアウトプットではなく、インプットにご褒美をあげるということだ。

つまり、テストで80点取ったらご褒美!ではなく、勉強を1時間したらご褒美!というように結果ではなく行動に対してあげることが重要であると書いてあった。

 

なるほど!

もっと詳しく説明してほしいと思ったあなたはこの本を購入するべきだ。

難しい理屈をわかりやすい言葉で書いてある名著だと私は思う。

 

ご褒美のデメリットは?

本の内容には無いが、逆説で考えてみよう。

ご褒美のために勉強することのデメリットは何か。

 

自分のために勉強できなくなる?

目先のご褒美のためにしか勉強しなくなる?

 

これらは全く気にしなくて良いと私は思う。

子供の頃の勉強は何のためなのかが理解しにくい。

社会って何で勉強するの?

古典って将来使わなくない?とかね。

 

この疑問に対して、「将来豊かに暮らすためだよ。」と答えられても、

 

「は???」

 

である。

 

しかし、大人になってからは仕事をしていく上で勉強の必要性が明らかだ。

むしろ、必要なことしか学ばなくて良いのだ。

資格の勉強、語学の習得とかね。

 

したがって、勉強の理由が明確でない子どものうちは、ご褒美のために勉強するので良いと私は思う。

お金をご褒美にするのはアリ?

ご褒美の種類も何が良いか、どれくらいのものが良いか、慎重になるべきだろう。

海外の研究結果では、数百円のトロフィーで十分だという研究結果があるそうだ。

日本ではいまいち馴染みがないが。

 

また、お金をご褒美にするのはアリだろうか?

模範解答ではアリだ。

 

もっとも、ご褒美として与えると同時に経済の勉強も行うという親の技量はあった方がよいだろうと書いてあった。

 

親の加減と言葉選びが必要ってことは、結局はその辺をうまくやれる親の能力が必要ってこと。

そんなことができる親はきっと仕事もできる人間で年収も1000万円クラスなんだろうよ。

ちなみに東京大学に通っている学生の親の平均年収は900万円だ。

賢い子には賢い親がついていて、うまく勉強できる環境を整えてあげているのさ。

 

でも悲観しなくて良いのです。

この本にある書いてあることを実践すれば、子どもの教育に間違いはない。

この本から学んだことをあなたがうまく活用すればいいだけだ。

 

あとがき

子育てにノウハウはない。

ただ、模範解答は存在する。

その模範解答をうまく実行するための親の技術が必要なのです。

 

子供が勉強をして将来豊かになってほしいと思うのならば、あなたがそれ以上に子育てを学び、普段からの態度を見直す努力をしなくてはならないということです。

良い子育ては生半可な気持ちではできないですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。