おはようございます!maisanaです。
TOEICの点数を上げるのにはそれなりの勉強量が必要です。仕事をしながら勉強時間を確保するのって簡単なことではありません。しかし睡眠時間を削ってしまっては身体がもちません。

私は通勤時間を中心に勉強して600点という目標を達成しました!2年間で4回受験(中断した時期アリ)して、350点から630点に向上させました。ちなみにもとの私の実力では大学入試のセンター試験110点です(十数年前)。決して得意とは言えません。
急激な成長は目指さずになるべく通勤時間だけ取り組んで英語力アップしました。私が実践した通勤時間を利用して600点を達成するための方法を紹介します。
もくじ
TOEICのテスト内容
一般的にTOEICって言うとTOEIC L&Rのことを指すと思います。リスニングとリーディングからなるテスト形式です。
リスニング100問(45分)とリーディング100問(75分)の4択マークシート形式のテストです。
Part 1 写真描写 6問
Part 2 応答問題 25問
Part 3 会話問題 39問
Part 4 説明文問題 30問
Part 5 短文穴埋め 30問
Part 6 長文穴埋め 16問
Part 7 文章問題 54問
公式HP
【公式】テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
力試しにTOEIC受験!

まず実力を知ることから始めることに!とにかく受験してみることにしました。一度しか挑めないのなら仕方ないですがTOEICはほぼ毎月(年10回)開催されていますので力試しにまずは受けてみることをオススメします。
TOEICは「テクニックで100点上がる」と言われているので、私は一応テスト時のテクニックだけは学んで挑みました。
私が受験時に注意した2つのテクニックは下記です。
その1.先読み
リスニングセッションのテクニックです。先読みは好みが分かれるようですが私は気に入りました。
リスニングでは問題文の後に選択肢を読み上げる形式で進んでいきます。アナウンスで今の問題の選択肢を読み上げている間に、次の問題の選択肢を読んでおくのです。これによって、次の問題の内容を把握するのです。
初めての受験のときは私の英語読解力が不十分すぎて先読みしても選択肢を読み切れませんでした。
その2.時間配分
リーディングセッションのテクニックです。TOEICは時間が非常に短いので、1問1問に時間をかけていられません。わからない問題は考えてもわからないのです。
リーディングでは時間配分をしっかり身に付けてから挑みました。リスニングの方は強制的に次の問題にいってしまうので時間配分はありません。
こんな状態で挑んだ結果、350点でした。テクニックを使って350点かい!!と、自分に突っ込みましたよ。
結果が来る前は「500点くらいかなぁ~、TOEICって簡単~♪」とか妄想していましたが、現実は甘くない!!
通勤時間で毎日勉強したのち、2回目は100点UP
1回目の受験で私の課題を2つ見つけました。リスニングの練習不足と語彙力の低さです。勉強していないから当たり前ですね (*_*;
とにかく聞き取れない。
単語がわからないから文章が読めない。
1回目の受験でTOEICがどのようなテストか体験して、自分の課題も見つけることができました。これは私にとってとても重要なことでした。練習すれば確実に点数が上がる自信も湧いてきました。ですので、まずは受験することをオススメします!
勉強はすべて通勤時間(片道40分)で補いました。私の性格では手軽でないと続けられないのでスマホで学習することにしました。
リスニングの対策
リスニングは2つのツールを使いました。
1つは「Rep∞t」というアプリです。最も使いました。これはTOEICの類似問題をたくさん用意してくれています。リスニングの問題を3~4回ずつ解きました。Part1,2の方が正解しやすくてやる気が出るので10回くらい聞きました。
もう1つが「BBC Leaning English」のサイトです。こちらで本物のニュースを聞きました。
この2つのうち、朝電車に乗った後やりたいと思った方を聞いていました。人間って不思議なもので選択肢を迫られるとどちらかを選んでしまうものです。
リーディングの対策
語彙の増加は「マジタン」というアプリを使いました。このアプリ内のレベル5までをなるべくたくさん覚えました。
アプリ内では覚えたかどうかをテスト形式に進めることができます。もちろんその機能は使っていました。ですが覚えられていないと凹むので完璧を目指さないことにしていました。全問正解を目指さないって英単語暗記では重要であると私は思っています。
また、順番に丁寧に進めないことも大切ではないかなと思っています。気が向いたときには少し前のレベルに戻ってみたりして復習する。単語の勉強は気分に応じてランダムに進めることもアリです。
2回目の試験について
通勤時間を使ってこれらの勉強方法を6か月間続けました。(諸事情で2回くらい受験のチャンスを逃したので本当は4か月くらいで十分でした)そして力試しに再度受験して450点を獲得しました。100点UPです!
しかし1つ残念なことがありました。結構練習して自信のあったリスニングはほとんど点数が伸びず、加点はほぼリーディングでした。リスニングでは当日の試験中に選択肢をちょっと悩んでしまって、そのせいで次の問題を聞き逃すなど精神的なミスが重なってしまったのも原因です。原因が解っていても勉強した成果が出ないとショックですよね。
大事なことは語彙力が大きな力となったことです。マジタンのレベル5までをおおよそ覚えたことで知らない単語がかなり減ったように感じました。
600点達成できると思った3回目
450点の次は600点取っちゃると意気込んで勉強に取り掛かりました。
私の得点配分
今回は通勤時間だけではなく家でも勉強するために公式問題集を買いました。私が買ったのは3だったのですが、今は6が出ていますね。
週末は本番と同様に時間を測って解きました。長時間になるので少々しんどいです。さらに600点取るためにどのPartでどれくらい得点するか正確に配分を決めました。
Part 1 写真描写 6/ 6問
Part 2 応答問題 20/25問
Part 3 会話問題 24/39問
Part 4 説明文問題 18/30問
Part 5 短文穴埋め 20/30問
Part 6 長文穴埋め 9/16問
Part 7 文章問題 34/54問
平日の通勤では解いた問題のCDを聞いて復習しました。週末に公式問題集を解き、通勤でその音源を聞く、その繰り返しです。気分転換にたまには「Rep∞t」を解きました。解いたことのある問題を繰り返し聞くことがTOEICには効果があると思っています。
単語帳は金色が気に入って選びました。サイズも小さめでかさばらないので通勤にはGOODです。マジタンのおかげでこの本でも知っている単語が多くてモチベーションが保ちやすい!
前回受験から半年、はじめての受験から1年経った3回目、600点を取るために受験してきました。感触としては600点に到達した気がしました。 これでTOEIC勉強生活はおしまい!と思いました。これからはオンライン英会話で実践に入ろうと考えていました。
結果・・・580点。
4回目にしてやっと630点達成!!(ここは雑談)
しばらくはTOEIC学習から離れていました。580点はもう600点と一緒でしょ!と思って達成したことにしていました。英語に触れる機会と言えば海外ドラマ「Suits」を通勤時にスマホで観ているくらいでした。
しかしある日「TOEIC600点取る」と話した友人から「結局取ったの?」と聞かれました。「580点まで取れた。これはほぼ600点でしょ。」と回答しました。
なんとなくその会話が気になって再び受験することにしました。週末に公式問題集を解き、平日にその問題を復習するサイクルを1か月続けて再び受験しました。
3回目のTOEIC受験から半年近く離れてしまって気が付いたことがあります。1年近くじわじわと勉強をしていたので、リスニング力はそれほど衰えていませんでした。ブランクがあると思っていたのに問題がスイスイ解けたりすると「自分なかなかやるじゃん!」とさえ思っていました。
「継続は力なり」ですね。
そして、とうとう630点を取ったのです!(Listening 345点、Reading 285点)目標を達成したのでした。
前回のテストでほぼ600点だったので今回のテストでは700点を目指していました。当初の目的は達成したのですが、今回だけの目標ではもう少し上に達したかった。
最後までお読みいただきありがとうございました!